こんにちは。タカダトータルシステムの高田アキラです。桐生市の柿田さんへのインタビューです。
柿田さんはきれい好きで、こまめにお掃除をされているにもかかわらず、トイレの床に白いカビのようなものが発生して、どうしてよいかわからなかったそうです。
今回はトイレの床に防水性の高いシートを貼ることで、気になっていた床がきれいになりました。
また、柿田さんのお宅で20年以上使っていた洗面化粧台は、購入時はとても立派なものでしたが、年数が経ち、排水口にスプーンを刺していないと水が流れない状態でした。お客様が来られて、トイレや洗面所を貸すときに毎回恥ずかしい気持ちをこらえていました。柿田さんは今回のリフォームでトイレと洗面所を直して、今は大変に満足されています。
《トイレの床に白いカビが出て悩んでました》
高田:今回は洗面所と床の張替えをさせてもらったんですけど、工事をやる前のお悩み事、困っていた状態をお話ししていただけますか。
柿田:トイレの方は、改築して1年くらい経っているうちから、少し白いものが見えてきた、っていう状態でいたんだけど、時間、日にちが経つに従って真っ白になっていって、掃除も一日置きくらいに床掃除していても、カビが生えているのがひどくなっていっちゃって、ていうのが最初で、すごい気にしながら。1年経たない位からぽちぽち始まったの。
高田:先日で何年目くらいだったんですか?
柿田:平成13年位に。10年以上、それで間もない頃からなり出してきて、これは、トイレのお掃除が悪いのかな、と思いながら、時にはワックスかけて、そんなことして生活してきたけどワックスなんか全然受け付けない。それで、何回か先代の社長さんが、水漏れ起こしたりしてお世話になったりしてここまで来たわけなんだけど、社長さんが、カビだったら床だけでなくてこういうサイドまでカビが出るのが本当だけど、床だけってことは何か意味があるんだろし、大工さんに言って大々的にしなくても、上手くできる方法がある、っていうことを教わて、これはチャンス!って思って、診ておいてって言って、それからすっかり忘れていて(笑)、今度は水漏れだって言われて、水道屋さんを早く呼びなさい、って市の検針の人に。クルクル回っていてこんなに回っている家見たことないって言われて、また高田さんのお世話になって始まったことなんです。
《洗面台にスプーンを刺してた!?》
柿田:洗面台の方は、もう27年目ですかね。もう長いこと使っているうちに、扱い方が悪かったかどうかわからないけど、何回かやっぱりパッキン交換してもらったり直してくれたけど、幾日も経たないうちにまた水が周りに染み出してきちゃって、タラタラっていうのが始まっているうちに、排水のところが欠けちゃって取れちゃって、スプーンを差しかけて生活していた(笑)。
その他、洗面台の中に洗うところに幾日か経つとカビみたいのが出てくるんですよ。初めはカビキラーを撒いて、全然取れないんですよね。それで何かの時にキッチンハイターをざっと流した、そして見たら取れているんですよ。それを半年くらい使っているんですけど。それでキッチンハイターを時々シュッシュ撒いて、少し経って水で流してやってたような始末でした。
柿田:あまりカビないでしょう?洗面化粧台って。
その前には、カビキラーの時には上のピンク色が取れちゃって、淡いグレーのようなシミになりだしたんですよ。これはカビキラーが強かったかな、っていう感じがしないでもなかった。これは上手くないと思ったんで、そのカビをいつもスポンジでこすっていたけど取れないんですよ。それである時ハイターの水をジャッと流したら取れたんで、それからそんな生活を始めた。
高田:でも、ステンレスのボウルの表面がカビキラーでやられちゃって、そこにカビが出てきちゃったんですかね。普通はツルツルのところにはカビは生えないんですよ。
《27年来の希望が叶いました》
柿田:考えられないでしょう?それが出てきたんで、私はカビキラー使ってたんです。取れるかと思って。でカビキラー使ってちょっと経つと、手袋はめて、スポンジの上にネットがかかっている、それでこすってたんですよ。何としても気持ち悪くて。でもやっぱり取れなかったですよね。そのうちに今度はそういう状態がどんどんひどくなってきて、そんなふうなことして生活して、今は本当にトイレといい、洗面所といい、やっと自分の希望が叶ったかなという感じで、助かりました。
高田:まあ27年だと、多分メーカーもそこまで使うことを考えてなかったんで、表面があれしちゃったんでしょうね。本当は全然ならないんですけど、27年前はとってもいいものが、多分最高級品のものが入っていた。
柿田:それが、蛇口が1個しかないから、お湯が出てこないですよ。初めてこの家建った昭和55年頃だけども。水しか出ないんですよ。そしたら下の息子が学校卒業して帰ってきて、職業柄、朝シャンしていきたいっていうことになったんで、それじゃあしょうがないからするわ、って言って、下の床もおかしくなっているところへあんな物を敷いて、大工さんに洗面台を一緒にセットで買って、生活していた。そんなことで私の家は過ごしてきたんだけど。洗面台の歯ブラシを置くところに蓋を簡単に閉めておく、それにうちの旦那だったか誰かがつかまっちゃって、引っ張ったから、そのまんま取れたままで、歯ブラシを窓際に立てていたんです。どこも歯ブラシの置き場がなくて。
高田;大変だったんですね。
柿田:それでチャンスチャンス!と思っていたの。だからやっと念願叶いましたよ。そんなことが私の家の現状です。
《お客さんが来ても安心して使って下さいって言えます》
高田:今はもうスッキリしました?
柿田:快適です!安心しておトイレも入れるし、たとえお客さんが来て、長居していると、年齢的にも年配の方が見えるから、洗面所貸してね、とかおトイレ貸してね、って人が増えてくるわけですよ。嫌だなあと思いながら。トイレに行けばあんなカビだし、洗面所に来ればスプーンは刺さっているし。水はタラタラ垂れているし、全く嫌だなあ、と常に後ろを振り返りながら生活していた。
柿田:今度は使ってくださいって。安心して使ってくださいって今度は言える。気になってたって、来る人が言っていました。やっぱり。でも柿田さん、綺麗好きだし、いつも廊下も座敷も綺麗にしているのに何でおトイレあんなに汚いのかなって思っていたって。便座なんか見ると、綺麗になっているのに、何で床だけがあんなんかなって思って見てたって言ってました。
高田:そうですよね。なかなかあのトイレの裏側まで綺麗にしている家は見たことがない。
柿田:もう気になってしょうがない、私。おトイレも一日置き位にお掃除するんだけど、いくらかノイローゼじゃないっ?て言う人もいるの。
・・・中略・・・
(ご近所さんのお話)
柿田:念願叶いました。今度は台所頑張んなくちゃ。台所はひどいから。
高田:お年寄りの場合は、だんだん握る力がなくなってくるんですね。
柿田:そうなんです、確かにそう。何か物を持っていても本当、上がっちゃいますよね。今見たら、簡単にひょんと上がるから、これは楽だわ~と思ってたの。一生懸命働いて、お勝手直してもらうかな。お金貯めといて。
柿田:助かった、本当に。快適な生活がここでしばらくできるし、お客さんが来ても、どうぞどうぞって勧められる。助かりました。本当に助かった。
高田:最後に、今回の直したことに点数つけると、100点満点中どのくらいですかね?
柿田:私、100点って言いたいんだけど。
だって何にも苦情の出しようがない。指摘するところはありません。従業員さんもいい人でね。
気さくなね、いい人だったから。良くしてくれて。助かりました。