2019/06/02

タンクレストイレのメーカごとの比較とショールームで見るべきポイント(後編)|水回りリフォーム相談室7

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株式会社タカダトータルシステムの高田です。群馬県桐生市で水回りリフォームの会社を経営しています。

今回の質問はこちら。
「トイレリフォームをすることになりました。色々なメーカーをあたってみたいと思ってるんですが、TOTO・リクシル・パナソニックのタンクレストイレで、それぞれ長所と短所を教えてください。またショールームを回るにあたって、どんなところを見ておけばいいでしょうか。」

今回は回答が長くなるので前後編に分けてお答えしています。今日は後編。前回はメーカーごとに比較してみましたが、今回はショールームでどんなところを見る?という話をしたいと思います。

タンクレストイレのメーカごとの比較と、ショールームで見るべきポイント後編

トイレのリフォームでタンクレストイレのメーカーごとの長所短所を知りたい。またショールームを回るときに注意してみるべきポイントを教えて欲しいという質問をいただきました。

今回「後編」では、ショールームを回る際の注意点やポイントについてお届けします。

ショールームでは分からないこと

トイレに限りませんがリフォーム前の検討の一番の参考になるのは、ショールームも良いですが、やっぱり、実際に座って使って試してみるということ。ショールームは実際に使うことができないんですよね。

だから買いたいものを使っているお家に行くとか。新築で家建てましたと。ちょっと申し訳ないけど使わせてくれていい、みたいな。実際使ったほうがいいですよね。

ショールームで見れることってあんまり。水も流せないし。少々水が流せたとしても、ウォシュレットとか使えない。ウォシュレットも、お尻洗う機能が安い機種と高級機種だと違うんですよね。お尻洗う感覚が。

ショールームで分かること

基本的にはショールームでできることは見るだけ。でも実際にカタログ見ているだけよりは、全然いいですよね。

形なんかの感じが分かる。あとはショールームのお姉さんだってちゃんと説明してくれるから。こんなに簡単に拭けるんですよみたいな。

トイレだけでは分からない

トイレを使うっていうのは掃除の仕方も使い方の一つと言えます。使い心地といえば掃除の仕方も含まれる。掃除性能も使いみちの一つなんですよね。

実際に開けて手を突っ込んで。自分の家のトイレがだだっ広ければいいですけど、普通は大体、部屋自体が狭いですよね。1mないぐらいのところで掃除をして。それを想定して手が入るかなとか。トイレ単体で見るんじゃなくて、置いた時の使い勝手。手すりとかあったらまた狭くなるんですよね。

カウンター付けたいっていうんだったら、新築だかリフォームだか分かんないですけど。ある程度幅なんかをよく見て。実際に1mぐらいの幅で想像して横に手を突っ込むとか、できるかなとかって。ショールームでも試してみたり。

この辺りがショールームに行くときに気にされると良いのかなと思います。

 

 

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