2018/08/26

トイレに手すりをつける時の注意点は?

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株式会社タカダトータルシステムの高田です。群馬県桐生市で水回りリフォームの会社を経営しています。

今回は、トイレに手すりをつける時にどんなことに気をつければ良いか?という相談を受けたので、お答えします。

少しでも長く自分の家で暮らしたいと思ったら、トイレを使いやすくするために手すりをつけるのは、必須です。でもこの手すりをつけるのも、ただつけるだけでは、何の役にも立たないことにもなりかねません、、、

トイレに手すりをつける場合の注意点とは、どんなものなんでしょうか。

トイレに手すりをつける時の注意点

相談:トイレに手すりをつける際に注意点はありますか?

とてもシンプルな相談ですが、体力が弱まり、トイレに手すりを取り付けたいと思っています。どんなところに注意をすれば良いですか?

手すりをつけられる壁とつけられない壁

単純に手すりを壁につけるだけ難しいんです。石膏ボードといって、ビスを入れても、実際、手すりを使ったときに体重を支えきれずに、ボロンと壁ごと取れちゃうんです。

なので、そこに板を入れるか、間柱っていって補強の柱が、壁の裏に入ってるところを狙って付けるかです。大体間柱って一緒にできてるんで狙いづらいんですよね。見ても分からないですし。

柱に合わせるとブラケットと言って、手すりを支える部分の位置も中途半端になっちゃうので。

理想的なのは壁の石膏じゃなくてコンパネ、ベニヤってとっていう木の下地。ちゃんと厚い木の壁の下地を入れてそこに付ければ、縦でも横でも付けられるのでそれが理想的ですね。

壁って大体1cmとかの板でできてるんですけど、パカって取っちゃいます。それを全部取っちゃって貼り直す。それを隠すために壁紙を貼るっていう感じです。

手すりの高さはどれくらいにすれば良い?

手すりの高さは人によって違ったりします。基本は横の手すりだったら、立ったときの腰骨の下辺り。手すりの高さとしては、ちょうどいい位置がいいです。実際にやってみると、想像していたのと違う高さになったりするので、やってみると良いです。

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